東京テクノ空撮

TOKYO TECHNO AERIAL PHOTO

眺望 

 それは家財ともいえるでしょう。箪笥と同じように、あるいはテレビのように。

毎日、朝起きて外を見ます。その時どんな景色を見るか。ある人は窓の下を流れる川を見るでしょう。そして、犬を連れて土手を散歩する、そう、70歳くらいの元気そうな男性の姿を見るでしょう。また、ある人は遠くに海の見える広々とした景色の中に、海鳥の餌場に急ぐ姿を見るでしょう。

 眺望は朝起きた時、カーテンを引いて差し込む朝日を浴びるとき、体が一日の始まりを感じ取り、臓器たちが活動を始めるとされています。私たちにとって眺望は忘れてはならない家具調度品の一つなのです。

 眺望撮影はドローンで手軽に撮れるようになりました。しかし、実際撮影現場に行ってみると予想だにしなかったことが待っています。ドローンの離発着する場所がない。建築工事が進んで1階部分ができているなど。でもそれらは事前に下見をすることである程度予測ができることです。問題は天候です。絶えず変化していて、予報では3mの風であっても実際現場では6mの風が吹いていることもあります。諦めて帰社して外をみると無風状態。こんなことを絶えず頭に入れておく必要があります。

​ でも、やっぱり眺望を撮影することは素晴らしいことです。足場がぬかるんで泥だらけになっても、重たいバッテリーを現場の階段を上下しながら運ばなくてはならなくても、撮れた画像を見れば、やっぱり眺望は素晴らしいと思います。

 機材はドローンに米国Freefly社製 ALTA-8、カメラはSONY α7R-IIIを基本に使用しています。そのほかのツールとしてMavicPro2をスタンバイ機として携行しています。MavicPro2はHasselblad L1D-20cというカメラで撮ります。腐ってもHasselbladではないですが、小さいドローンなのに成果は大型機材に引けを取りません。最近、ドローン撮影は近隣の方々に騒音のご迷惑をお掛けしますため、そのような対策として大いに利用価値があります。